こちらのスライドの、フロントエンドはクリーンアーキテクチャー本にあるような単純化された同心円では説明できないという話が面白かった
フロントエンドの場合、中心は複数あるし、あるレイヤーにさらに円があっても構わないフラクタル構造にもなりうる
あの図に引きずられず、思考停止せずに丁寧に設計すべきという話が非常に気づきになった
ただ、このとき、「円の頂上の関心はSoR、中腹の円の関心はSoE」という話がでてきたときにSoRとSoE、SoIとの違いがわからなかったので調べた
SoR/SoE/SoIとは - 意味をわかりやすく - IT用語辞典 e-Words
上の記事の引用
- SoR (System of Record)
SoRは情報の記録(record)を主目的に構築される情報システムで、会計システムなど企業などの組織内部で業務の遂行のために用いられるものの多くはこれに分類される- SoE (System of Engagement)
SoEは人間と他の人間、組織、物事などの間の結びつき、関与(engagement)を作り出し、あるいは強化するために構築される情報システムで、情報の記録は機能の一部として提供されるが主目的ではない。- SoI (System of Insight)
SoIは蓄積された情報の加工や分析を通じて何らかの有用な洞察(insight)を得ることを主目的とするシステムで、通常はSoRやSoEと組み合わせて用いられる。
確かに、バックエンドの関心事はSoRである一方、フロントエンドの関心ごとはSoEであるといえる
とりあえず、円が一つではないという考え方は面白いので自分でも考察してみる