デザインシステムに関する調査をした以下のサイトをみつけたのでみてみた
designsystemssurvey.seesparkbox.com
気になるところだけピックアップする
デザインシステムに含めているもの
19項目のリストから選択されたデザインシステムに含めている要素(トップ5)
主にデザイントークンをデザインシステムに含めている傾向にある
ウェブやiOS、Androidなどのネイティブアプリで同じデザインのエンティティを共有して管理していくためだと考えられる
回答者の42%がデザインシステムが技術的負債を生み出していると感じている
回答者の42%は、最初に構築されたデザインシステムに債務が発生したと感じているとのこと
デザインシステムの構築がどのように債務を生み出したかを尋ねたところ、上位2つの回答は両方とも計画の失敗に関連している
- 計画がない(23人中9人の回答者)
- 設計システムの規模を理解していない(23人中8人の回答者)
デザインシステムの初期段階で明確な戦略を計画しておくことが、長期的な運営に寄与するということを示唆している
成功のためには維持するためのプロセスが必要
デザインシステムに失敗したと報告した回答者のうち、メンテナンスプロセスがあったのはわずか46%
デザインシステムに成功したと報告した回答者のうち、81%がメンテナンスプロセスを持っていたとのこと
デザインシステムが成功しなかったと感じた理由
デザインシステムが成功しなかったと感じた理由は以下(トップ3)
- 人員配置の難しさ(53%)
- 採用の難しさ(52%)
- メンテナンスの難しさ(38%)
人員を含め、どうやって採用するかを考えないとならない
デザインシステムが文化の変化に貢献したか
回答者の54%がデザインシステムの導入によって文化に変化があったと回答した
- デザインシステムは複数のチームからのサポートを必要とするので、組織の壁を壊すのに役立つことがある
- プロダクトオーナー、UI / UXデザイナー、フロントエンドエンジニア間のコミュニケーションが向上する
まとめ
年々デザインシステムの導入と成功しているプロジェクトがでてきているみたい
デザインシステムの成功のためには採用方法と計画とメンテナンスが重要で、成功するとサイト開発に良い文化が生まれる
逆に言うと、ここができていないと技術負債が生み出してしまい開発の足を引っ張ることになる
48%の回答者がそう感じてるっていうのは正直多いので、メンバーなどを含めだいぶ見通しが立っていないと導入できないかもしれない