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つぶやきの延長のつもりで、知ったこと思ったこと書いてます

【システム開発】クリティカルパスとトラックナンバー

ある業務フローをみたときに、ある作業がチームの中で1人しかできないものになっていることに気づいた

かつ、その作業が後続タスクに影響があるため、1人の作業遅れがリリースに影響を及ぼしてしまう可能性がある

私はこれをクリティカルパスに問題があると思っていたが、ただしくはトラックナンバー問題だということを教えてもらった

ということで、クリティカルパストラックナンバーの言葉を調べ直してみた

クリティカルパス

クリティカルパスとは、プロジェクトの各工程を、プロジェクト開始から終了まで「前の工程が終わらないと次の工程が始まらない」という依存関係に従って結んでいったときに、所要時間が最長となるような経路のこと。その長さがプロジェクトの期間を表している。
クリティカルパス(最長経路)とは - IT用語辞典 e-Words

つまり、この作業遅れがリリースに影響を及ぼしてしまうのはクリティカルパスの問題であり改善ポイントではあるが、1人しかできない状態になっているというのは別の問題であった

トラックナンバー

この1人しかできない状態はトラックナンバーと言われる

トラックナンバーとは、「プロジェクトのメンバーが何人までトラックにひかれてもプロジェクトが維持できるか」という人数を表したブラックユーモアの1つです。特にクリティカルな部分の人数を表します。ある特定の機能に精通している人が休んでしまったとき、その機能について誰もわからないというのであれば、トラックナンバーは1となります。
[ThinkIT] 第3回:アジャイル開発のメリット 〜 ユーザとベンダー共通のメリット (2/3)

なので、ある作業がチームの中で1人しかできないものになっている場合はクリティカルパスにならないようにするのではなく、トラックナンバーを増やすということを考えるべきであった

その他、バリューストリームマッピングなどを知ったので後日調べてみる