11/25の開催された JSConf JP 2022の参加レポ
ブログ系プラットフォームを開発するときのTIPS
Zennの開発者で有名なCatnoseさんの発表
https://catnose-jsconf2022.pages.dev/1
レッドオーシャンなブログ系サービスの中で勝つための戦略として「パフォーマンス」に注力したという話
いくつかのパターンを紹介していた
- ISRでキャッシュする
- Cache-Contorl: stale-while-revalidate
- 記事の更新と同時にキャッシュをパージ
あとはmarkdownエディタにおける画面レイアウトシフトの対策がやっかいそうだった(2022年11月時点でGitHubでさえ対応しきれていない)
たとえば
- scriptタグによる埋め込み
- ツイートの埋め込み
など、だいぶ厳しそうだった
なにかエディタをつくるときには注意点として再度見直したい
OPTIMIZING INTERACTION TO NEXT PAINT (INP)
Interaction to Next Paint (INP)
という、何かしらアクションをしてから次のペイントが始まるまでの時間の最適化について興味深いセッション
内容は以下の記事とほぼ同様
web.dev
インタラクションのイベントハンドラーが実行を開始するまで、メインスレッドにおけるブロッキングタスクなどにより入力遅延が発生する
インタラクションは主に、マウスでクリックやデバイスタップ、キーボードのキーを押すことをさしている
ラボツールやweb-vitalsを使ってINPを測定して改善することをおすすめしていた
オプショナルチェーンができるまで
便利なオプショナルチェーンが採用されるまでの話
オプショナルチェーンができるまで 〜仕様と実装〜 - Google スライド
何回か聞いてもTC39のプロセスを忘れてしまうので、またおさらいできてよかった
また、Stage 4 になるまでの議論から実装が(英語だったのでわずかだが)わかった、document.all
とかの細かい仕様を気をつけたりと、ほんと大変な作業なんだと感じた
HONO - ULTRAFAST WEB FRAMEWORK FOR CLOUDFLARE WORKERS, DENO, BUN, AND NODE.JS
Honoというフレームを作っているYusuke Wadaさんの発表
Hono - Ultrafast web framework for Cloudflare Workers, Deno, and Bun.
Hono自体はあとで調べるとして、他に紹介していた超軽量なURLPattern
を使ったWeb フレームワークも紹介していて興味があるので、こちらもあとで調べたい
GitHub - yusukebe/pico: Ultra-tiny web framework for Cloudflare Workers and Deno
後半は用事があり参加できず