EBMについて調べたものの、これをプロジェクトにどう活かすかがわからなかった
そんな時、@cyanさんの以下のスライドを見て、EBM視点で価値最大化の阻害要因を考えているのが面白いと感じた
つまり、EBMのガイドの通りにやっても価値が最大化しない要因を考えてみるということ
スライドで紹介されている、3つのよくある阻害要因
- 重要価値領域(EVA)のバランスが悪い
- ゴールがずれている
- 改善ループが機能していない
EVAのバランスが悪いとは
EVAのバランスが悪いというのは例えば、現在の価値を高めすぎると、未完成の価値や能力を犠牲にしてしまってたりすること
以前に調べた Wardley Mappking にも通ずる話で、事業の立ち位置は「気候」によって必ず変わってしまう性質があるので、変化をとらえてないとビジネスの優位性が損なわれてしまう
とはいえ逆に、市場価値のみに注目しても、地に足つかない戦略設定になってしまたりする
Wardley Mappking と重要価値指標(KVM )を合わせてみると面白いかもしれない
ゴールがずれているとは
ゴール設定に責任者が巻き込まれていないことによるちゃぶ台返しだったり、ゴールがアウトカムにフォーカスしていないことを指す
アウトカムとは、プロダクトの顧客またはユーザーが体験する望ましい成果のことを指す(顧客満足度に関係する)
顧客またはユーザーが以前は達成できなかった新しい能力または改善された能力を表している
例えば、以前よりも速く目的地に行けるようになったり、以前より稼げたり節約できたりすることが挙げられる
ゴールがアウトカムではなく、アウトプット(どれだけリリースしたか)などになってしまうと、顧客満足度低下し、プロダクトの価値最大化を阻害してしまうということ
改善ループが機能していないとは
不確実性に囚われすぎてゴールが決められなかったり、目標未達成を恐れてゴールと測定指標の明言を避ける状態を指す
ゴールが決まらないとループを始められないし、測定指標の明言していなければ実験の結果はエビデンスにはならず、エビデンスなしで意思決定がなされてしまう
ゴールの正しさよりも検査と適応が可能なゴールを設定したり、組織の心理的安全性の見直しなどをするのがよい
まとめ
EBMのガイドに沿って戦略を立てるのと同時に、その阻害要因も考え、そうならないためにはどうするかを考えておくとよさそうと思った