CTOという役割がどのように変化していったかの事例がとても参考になった
CTOの役割の変化が以下のように変わっていったという話
開発 -> テックリード -> PdM/PjM -> 採用
変化の軸は企業価値最大化という目標に対して、一番ROIが高そうな仕事をすること
→企業価値とは時価総額+有利子負債
これを最大化させ、持続的に事業を成長させ資本市場から評価いただく必要がある
→ミッション・ビジョン実現のため
→最大化につながる仕事を判断するために
→事業計画の要素分解でボトルネックを探る
→売上目標・粗利・営業利益などを理解
他に参考になったのは以下のテンプレートで、その役割の時に何をやっていたかがわかりやすかった
例えば2020年は
当時の状況 | |
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経営 | CEO/COOに全振り |
開発業務 | とにかく早くプロダクトリリースするために機能開発 |
プロダクトマネジメント | 店舗へ行ってヒアリングしたデリバリーサービスのAPI仕様を確認したり |
プロジェクトマネジメント | タスク管理はほぼやらず自律的に開発。デイリーMTGのみ実施 |
ピープルマネジメント | Twitter DMやリファラルを活用して採用活動 |
テクノロジーマネジメント | |
CS | 経営陣3人で24h365d電話対応 |
で、2023年~は以下になったとのこと(その間もある)
当時の状況 | |
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経営 | 組織・事業拡大に伴い経営チームでの会話内容増加。CTOとしてプロダクト戦略や採用計画の検討 |
開発業務 | 自分で手を動かすことはほとんどない |
プロダクトマネジメント | 業務文書を定義して社内メンバーに権限移譲 |
プロジェクトマネジメント | 業務文書を定義して社内メンバーに権限移譲 |
ピープルマネジメント | とにかく採用 |
テクノロジーマネジメント | 新プロダクトはテックリードに。一部の重要な開発のみ相談 |
CS | なし |
自分もこれを参考にまとめてみようと思う