DESIGNING CONNECTED CONTENTという本を読んだのでメモ
「コンテンツ・ファースト」でデジタルコンテンツをデザインすると書いてあるが、要するにドメイン駆動でデザインしようという話しだった
デジタルコンテンツにドメイン駆動のアプローチが必要な理由は、ソフトウェア設計のDDDと同様に、コンテンツを疎結合・高凝集な関心事にわけておくことで変更に強くするため
ページ単位でデザインしていくことはコストがかかるのでドメインをみつけてコンテンツを分割しておくと良いという話
ドメイン探求の話ではその道のプロにインタビューしようと書いてあり、インタビューの仕方が長々と書いてあったが、動き出しているプロジェクトにしかあまり関わらないからこの辺は飛ばして読んだ
ドメインモデリングの話ではオブジェクトをみつけてUIクラス図にして、ユビキタス言語をみつけ、多重度を確立しようということが書いてあって全体的に納得しかないが、DDDを知っているエンジニアには少し物足りない気がした
これらをどう表層に落とし込むかもあまり書いてないので目新しさはなかったが、ドメイン駆動を知らないデザイナーなどにはDDDを知ってもらえるきっかけとしておすすめできる本だとは思う