LINE Design Systemが公開されていたので気になったところのメモ
LINE デザインシステムとは
LINEデザイン全般を構成するComponents、Interaction、およびUXの統合ガイドライン
LINEサービスの効率的な開発と、一貫したユーザーエクスペリエンスを提供する上で重要な役割を果たす
どのチームが担当しているか
LINE Design System TeamがLINEサービスの最新事項およびユーザーからのフィードバックを収集して、LINE Design Systemのガイドドキュメントをアップデートおよび配布している
デザイン原則
- WE ≠ USERS
さまざまな国で使われるので、自分がユーザーを代表しているとは考えず、ユーザーリサーチをしっかりと行う - CLEAR PRIMARY TASK
メインタスクを明確化にして、ユーザーが悩まずにサービスを使用できるようにサポートするのが基本原則 - CHAT FIRST
コアバリューの「親しい人々との親密なコミュニケーション」を重視するため、新しい機能をデザインする場合は、その改善によってユーザーの会話の体験をさらに強化できるかどうかを工夫する - RELIABLE DESIGN
クラシックで、すべての年齢層をカバーし、全体的な状況をすべて考慮した、直感的で使い慣れているデザインを追求する - CONTINUOUS EXPERIENCE
LINEを使用する体験は、一つの画面で完結するものではないので、常にコンテキストを考慮することと、動的なプロトタイプを作成してテストする - RESPECT FOR LEGACY
デザイン改善のメリットが明確であっても、ユーザーは既存の機能を想定外の使い方で使いこなしている場合があるので、自然な流れで使い慣れるような仕掛けを設ける
最後のRESPECT FOR LEGACY
に文化を感じた
こう書いてあるだけでやるやらの判断に迷うことはないので良いかなと思う
Color
ブランドカラーがOSで分けているのにびっくりした
各OSのディスプレイ環境を考慮して色値を区分しているとのこと
他に参考になったのは、ユーザガイドが用意されていて、ガイドが提示する基準以上の可読性を確保できるのであれば、どんな色でも自由に組み合わせて使用してよいよというページを設けていた
https://designsystem.line.me/LDSM/foundation/color/color-usage-guide-ja
めちゃめちゃわかりやすい
Typography
https://designsystem.line.me/LDSM/foundation/typography-ja/
いろいろ定義されているが、タイプスケールを指定するとデザインの自由度が制限される場合があるため定義されたスケールは「推奨」とのこと
デザイナーが自由に組み合わせて使用してよいみたい
あとは、多言語対応としてLINEは、英語、日本語、韓国語、中国語、タイ語で提供されているので、単語や文章の長さは言語によって大きく異なる場合があるので注意が必要
他にもまだまだたくさんあるんだけど参考程度にとどめる
みてるだけで楽しい