ブラウザの戻るボタンと進むボタンを使用するときに、ページが瞬時に読み込まれるように最適化する手法にbfcacheがある
FireFoxやSafariではすでに実装されていて利用できるのだが、Chromeはバージョン86以降段階的に利用できるようになっていくとのこと
興味深いのはChromeの使用状況データによると、デスクトップでは10分の1のナビゲーション、モバイルでは5分の1のナビゲーションが「戻る/進む」の利用なので、これが早くなると回遊パフォーマンスが上がる見込み
現在は以下の機能をEnableにすれば利用することができる
chrome://flags/#back-forward-cache
ところで、bfcacheについては以前調べていて
この機能により問題が発生した
これは同じドメインでSPAとMPAを組み合わせてつくったサイトで問題になったもので、この時は大きくつくりを変えることで解決したが根本解決にはいたらなかった
いまのところChromeのバージョン89ではクロスサイト間のみに有効だが、今後バージョンがあがることで同サイトでも有効になるらしいので、そのときにちょっと気にしておきたい