以下の記事を読んでフロントエンド開発のベースラインの認識をアップデートした
気になったところだけ記載しておく
ユーザーの端末とブラウザー
ユーザーがどの端末とブラウザーを使っているか
Global
Japan
ここは認識通り、AndroidよりもiOSの方が日本ではシェアが高いので、Safariを利用するユーザは日本ではちょっと高い傾向にある
そして、Chrome、Safari、Firefoxユーザーがいるので、対応すべきブラウザーのエンジンはいまだにChromium、Gecko、Webkitの3つであることがわかる
残念なとことにSafariはWebの標準仕様に対応していない数がFirefoxの約2.4倍、そしてChromeの約4.7倍多いとのこと
モバイルネットワーク
こちらはユーザーがどのようなネットワーク環境にいるか
記事に貼ってあったリンク Opensignalの2020年5月のレポートによると、世界の平均的な4Gの使用率は86.8%とのことで思ったより高くて驚いた
自社サービスのターゲットである東南アジア諸国もほとんどすべての国が80%以上4Gだった
ベースラインの結論
記事にあった2022年のフロントエンド開発のベースライン
- 自分たちが開発するサイトは少なくとも2年前のSafariで動作できないといけない
- 低スペックのAndroid端末は近年あまり進歩していないので、パフォーマンスを強く意識する必要がある
- ネットワークに関しては世界のユーザーも4Gと考えて良さそう
ライブラリーとフレームワーク
Web Almanac 2021という8,200,000以上のサイトのデータを元に様々な観点(CSSやJSなど)から24章にまとめているサイトによると
一番よく使用されているライブラリーはjQueryで84%のページに使われている
WordPressの採用率の影響とのこと
高パフォーマンスを持つためには100kBのHTMLとCSSと350kBのJSが限界とされているが、ReactやAngular, Vueなどのフレームワークを使うとJSが満たせない(もしくはギリギリ)
これまでどおり、JSを使いすぎないように作らないといけない