フロントエンドが学ぶべき言語がTypescriptの次はRustかもしれないというお話しを聞いて、なぜRustなのかを自分なりに答えられるように調べてみた
（2021/9/17 更新）
この記事の執筆時点ではwasmが目的というまとめ方をしましたが、その後いろいろ調べた結果、あんまりwasm目的でRustを学ぶべきというわけではなさそうということがわかりました。その他の理由として、パフォーマン性の高さからフロントエンドのライブラリ周りがRustに書き直されてきているのでRust読めるようになっておくべきという方が強いみたいです。
まず技術選定をするときによく使うTech-RadarではTRYALだった（Next.jsとかと同じ）
Rust | Technology Radar | Thoughtworks
そして、いろんな記事に書いてあったが、Stack OverflowのDeveloper SurveyによるとRustは「愛されてる言語ランキング」６年連続１位となっているらしい
Stack Overflow Developer Survey 2021
ざっくり
Webサービス開発においてTypeScriptの次といわれる理由は、これまでブラウザで動く言語=JavaScriptだったのが、WebAssemblyが登場したことで他の言語でもwasmにコンパイルしてブラウザで使えるようになることが背景にあるみたい
そうなるとTypeScriptを使う必要もなくなり、wasmにコンパイルできるRustなどの言語を学ぶべき（かもしれない）というのがざっくりわかった
なぜRustなのか？
wasmにコンパイルできる言語は他にもあるが、なぜRustなのかについて
StateOfJSならぬStateOfWebAssembly2021に書かれていたので参考にした
調査の結果、Rustが頻繁に使用される言語だったとのこと
そして、記事ではその理由を２つ挙げていた
- StackOverflowの開発者調査で4年連続で「最も愛されている」言語のステータスを達成している
- GCを必要とせず、軽量なバイナリを作成することができ、ツールとコミュニティのサポートが強力
1の理由が2の気がするが、RustのWebAssemblyに関するページでも同様のことが書かれていた
またRustはもともとFirefoxを開発するために開発された言語ということでブラウザとの親和性が高い
この辺りがおそらくwasmのコンパイラとして使われる理由ということがわかった
