この間のWeb24で話に出ていたペパボのデザインシステムについての記事
気になったワード
Flavor:デザイントークンを差し替えるだけでそのサービスのブランドを崩さずにデザインする仕組み
色や形など、ブランドによって上書き可能なデザイントークンを、Flavorと呼ぶ変数にまとめておくことで、Flavorを差し替えることでブランドイメージを崩さないデザインができるようになります。
とのこと
面白いアイデアはデザイントークンをValue TokenとSemantic Tokenの2種類に分類していること
記事から拝借するとこのような感じ
// Value Token $blue-400: #afb3ba; $blue-500: #9297a1; $blue-600: #3e6f99; $blue-700: #585c63; $blue-800: #393c41; // Semantic Token $informative-color: $blue-600; $positive-color: $green-600; $notice-color: $yellow-600; $negative-color: $red-600; .informative-button { color: $informative-color; }
学んだのはタイポグラフィの話で、ページの縦方向のリズム(バーティカルリズム)を揃える話が勉強になった
なんらかの調和する比率をもとにスケールを作り、そのスケールをタイポグラフィのガイドラインにしようという話(モジュラースケール)や、実際にウェブサイトで調和する比率に「調和数列」を用いたという話は以下の記事を参考にされたと書かれていた
記事はとても読み応えがある
フォントサイズや行の高さなどを「調和数列」や「フィボナッチ数列」といった「ある秩序」を用いて作ることの美しさにちょっと感動する
キリの良さから何も考えず5px単位で作っていた自分がすこし恥ずかしい
ペパボさんはこの記事のアイデアからウェブ上でバリエーションをプレビューできるツールを作成したとのこと
⚖️ Harmonic Typographic Scale Calculator
今後参考にさせていただきたい
参考
Web24のデザインシステムのまとめ https://togetter.com/li/1708694?page=2