以前、Cloud Buildを使ってzipファイルダウンロードして解凍のちGCSにアップロードすることを行った
ただ、とあるzipファイルがunzip処理中に失敗してしまう
原因はダウンロードしたファイルにありそうなので、それを確かめるべくローカルでCloud Buildを実行してみることにした
やりかた
やりかたは公式ドキュメントにあるのでそちらを参考にする
前提
Docker の環境が必要
ローカル ビルダーをインストールする
gcloudコマンドのローカル ビルダーをインストールする
$ gcloud components install cloud-build-local
cloud-build.ymlを指定して実行する
$ cloud-build-local --config=cloud-build.yml --dryrun=false --no-source --write-workspace=./
このときのオプションとして
--dryrun=false
いわゆるdryrunのオプションでdryrun= true
で実行するとファイルチェックはされるがビルドコマンドは実行されない
デフォルトtrue
なので明示的にfalse
にしてあげる--no-source
ビルドするソースコードがないので--write-workspace=./
今回の肝のオプションで、中間アーティファクトを保存する場合に指定する
Cloud Buildはビルド中に、中間アーティファクトを workspace というディレクトリに配置するが、デフォルトではビルドの最後にワークスペースとその内容が削除されてしまうのでこのオプションで保存場所を指定しておく
まとめ
結果的にダウンロードには一度ログインが必要なサイトだった
Cloud Buildの中でどうやってログインさせるかは後日調査する